過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-04-15から1日間の記事一覧

創作していて、言語感覚が磨かれることは、間違いない。

小説を書け、エッセイを書けというと、素人にはとても難しい。最初の数行だけでも読めば、その力量はすぐに分かってしまう。プロとアマの差は歴然。けれども俳句は、達人も素人も、その差がわかりにくい。芭蕉、蕪村、一茶、子規、虚子……これらが俳句の巨人…

積木くずしに時忘れ

あかり、2歳8か月。まだまだおかあちゃんにベッタリの時期。トイレに行くにも風呂に入るにも、お母ちゃんはたいへん。 妻が風呂に入っている間、あかりのおもりをすることになる。 ……絵本を読み、積み木を立てては崩して遊ぶことにした。寝転んで眺める 春の…

激しい雨が降りつづく

激しい雨が降りつづく。夜明け前に目が覚めた。俳句をいくつかひねりだす。季語などとらわれず。俳句も川柳も関係なし。五七五の型になんとか入れるだけ。……はじめは静かな雨だった。子の寝息 雨しとしとと 山の里……だんだん激しくなる。降る音や 雨ざわざわ…