過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

主催者の楽舎もエントリーした「神社・寺カフェ」

きのうの「神社・寺カフェ」。主催者の楽舎もエントリーした。はるばるこんな山里にまで、6名の方がきてくれた。ある人は大阪から、あるひとは藤枝から。なんと朝の10時から夕方の5時近くまで、7時間近くもえんえんと語りあった。神道や仏教、さまざまな…

「勅」という字をしらべてみた

「教育勅語」の「勅」という字をしらべてみた。勅語は、天皇が臣民たちに命令したもの、示したもの。口頭で述べたものを記した書。「勅」とは、皇帝、天皇の命令。あるいは、その命令が書いてある文書。勅宣、勅書、勅旨など、と使われる。たとえば、勅願寺…

「生きがい特派員」に採用された

先日応募した「生きがい特派員」に採用された。山里に暮らす高齢者を訪ねて、取材して文章にするのが主な仕事と聞いている。お年寄りに出会って、お話を聞いてそれを文章にするというのは、ほとんとぼくの趣味だ。「山里のお年寄り魅力図鑑」みたいなものを…

肩車して朝の散歩で出会う人たち

あかりを肩車して朝の散歩。ゆうちゃんとの初めてのご対面。ゆうちゃんは4つ。しっかりしている。あかりに興味をもってくれたけど、あかりはまだ不安そう。62年間もお茶を販売している市川園を訪ねた。景気のよかったお茶の時代の話を聞く。ちょうどお孫さ…

引佐町の久留米木にある堂々とした物件

こちらの堂々とした物件は、引佐町の久留米木にある。隣には、これくらいの大きさのきちんとした納屋もある。敷地は車が20台も置けそうに広い。さらにとなりの畑で耕作ができる。広々として気持ちのいい空間だ。家主から、いい人を紹介してもらいたいと、何…

プレス・リリースを市の広報課に

「空き家相談窓口の開設」チラシ配布について。プレス・リリースを市の広報課に送った。なにかイベントを企画するたびに、こうしてプレス・リリースを出していくことになる。各紙で取り上げてもらうためだ。広報課に送れば、マスコミ21社に渡ることになる。…

空き家相談窓口を開設のパンフ

本業というわけでもないんだけど、楽舎は、浜松市のまちづくり事業に採択されて、春野町への定住促進活動を行っている。疎地への定住促進の3つの障壁。1つは、仕事がない。2つは、空き家がない。3つは、地域の閉鎖性。それを超えていく活動ということに…

年度末のスパート

年度末のスパート。定住促進事業:「空き家相談窓口」「空き家見守りサービス」のパンフの作成と配布。春野町への移住相談と説明会の開催。市の助成事業「いのちめぐる農体験」の経費精算と報告書。まちづくり公社の助成事業でいま進行中の「神社・寺カフェ」…

毒蛇が出るぞ、出るぞ

地蔵通りの思い出(1)「この中には毒蛇がいるぞ」。え!通行人が足を止める。「噛まれたらひとたまりもないんだ。この毒蛇をいまから出すぞ、さあ出すぞ」。路上に袋が置かれていた。中に何やら入っている。「いまからこの毒蛇に、おれの手を噛ませる」。そ…

大阪から中学校の理科の先生が、アイガモを貰いにこられた

昨日、標本にしたいということで、大阪から中学校の理科の先生が、アイガモを貰いにこられた。昨年の6月から毎日、餌をあげつづけてきたカモ君なので、なかなかつらいところ。でも、このまま飼い続けるわけにもいかない。生徒たちに学習になるなら、とさし…

「教育勅語」の現代語訳

なるほど。「教育勅語」の現代語訳。わかりやすい。 「教育勅語」は、いろいろ立派な徳目をあげているけど、最終的には、「一旦緩󠄁急󠄁アレハ義勇󠄁公󠄁ニ奉シ以テ天壤無窮󠄁ノ皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ」ということにつながる。「皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ」と。以下、Twitt…

きらきらと川面の光る水の中に

毎朝、河原まで散歩。川に石を投げ続けていくうちに、きらきらと水面の光る川の中に入ってみた。まだ冷たい。お父ちゃん、ちょっと怖いよぉ。一緒に連れていけと吠えつづけているランの声が、遠くから聞こえてくる。

祈りというもの

宗教というのは、祈りを教えるものだともいえる。祈りのワザ(というと語弊があるけど)を教え、祈りの言葉や歌や響きを教え、祈りができる場を提供し、祈りの道を示し、祈りの体験を分かちあうものと、いえるだろうか。祈ることによって、願いが叶ったり、…

アイガモの骨格標本がほしいと来訪

アイガモたちは、いま10羽。網を自由に飛び越えて、外の草を食べている。ぼくが軽トラで来ると、一目散に走ってくる。網の中にくず米をまくと、中に飛んで入ってくる。きょうは大阪から中学の先生が二人、来訪。理科と数学の先生。理科の先生は、アイガモの…

「南無阿弥陀仏」を分解すると

仏教の源流インド(3)インド人の挨拶「ナマステー」の「ナマス」は、心から敬うこと。この「ナマス」が、中国において「南無」と音写される。そして、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経の「なむ」となったことを書いた。「南無阿弥陀仏」を分解すると、じつはす…

はやく行こーー、もう飽きたよ〜

お父ちゃんがしばし瞑想していると、はやく行こーー、もう飽きたよ〜と泣きだした。肩車しての朝の散歩は1時間ちかく。お父ちゃんとしては、かなりのトレーニングになっている。1時間も歩いて、出会って挨拶した人は2人だけ。ほとんど人がいないのが、こ…

つねに神とともにいる、神がともにおわす

仏教の源流インド(2)インドの挨拶「ナマステー」のことを書いたが、インドの聖地を訪ねると、修行者たちから、よく「ハリ・オーム」とか「ナマ・シヴァーヤ」という挨拶を受ける。「ハリ・オーム」の「ハリー」はヴィシュヌという最高神。「オーム」は、宇…

わたしの内なる神が、あなたの内なる神に挨拶します

仏教の源流インド(1)インド人同士の挨拶は、「ナマステー」という。「ナマス」は、心から敬います。「テー」は、あなたである。「あなたを心から敬います」という意味だ。インドのベルガル出身のスワルナリさんから聞いた。「わたしの内なる神が、あなたの…

あかりが石を渡してくれる

お母ちゃんにほとんどベッタリなので、お母ちゃんはヘトヘト。そこで、ぼくが散歩に連れだす。肩車で河原まで歩く。川に石を放り投げては、水音を楽しむ。でもまだ、あかりは石を投げられないので、お父ちゃんに石を渡す。お父ちゃんが石を投げる。また、あ…

いろいろな民間療法を試して実験してきた

がん患者の集い・がんサロンでの講師を頼まれた。仏教とマインドフルネスの話ということになる。どうせなら、お寺でやるのがいいよね、ということで、あのお寺、このお寺と紹介させてもらう。そんな話の中で、びわの葉療法と民間療法の話になる。ぼくは昔か…

仏教の源流・インドの大地を訪ねて

「仏教の源流インドの大地を訪ねて」として、お話をさせてもらうことになった。4月8日。「ギャラリー60」で講演を頼まれた。手っ取り早く、講師の自分がチラシもつくっちゃった。予約も受付。053-989-1112(池谷)オーナーの池野谷さんは、緑内障にかかり…

お利口なプードルがいた

子育て親バカシリーズ、つづく。毎日、デイサービスを訪ねては、可愛いがってもらっている。廊下を走れるのもうれしい。きょうは職員の方が連れてきたお利口なプードルがいた。あかりは、はしゃいでいた。うちのランだとまだ油断できないけど、こんなちっち…

「仏教の源流・インドの大地を訪ねて」というテーマで講演

池野谷さんは、あるときから緑内障にかかり、もうクルマの運転ができなくなった。目も不自由になって、やがて社会との接点がなくなっていきそうに感じた。そんな思いから、自宅の敷地にギャラリーをつくって、障害者が創作発表する場を提供しようと考えた。…

「納得のいく〈看とり〉と〈おくり〉を考えよう」連続シンポジウムが採択

「納得のいく〈看とり〉と〈おくり〉を考えよう」という連続シンポジウムの企画が、浜松市の文化事業(みんなの創造プロジェクト)に採択された。もう一本提案していた「神と仏のオープンカレッジ」は不採択だった。もっと深めて来年の提案にもっていこう。…

「神社・寺カフェ」レポート(6)「法林寺」

法林寺の念仏行に参加した。駅の観光インフォメーションセンターでパンフを見たといって、若い女性たち。参加者は14名。ちょうどいいくらいの人数。あかりも参加だ。ここの吉沢住職は、幼稚園、小、中、高にわたって、おんなじ学校で一年後輩だ。そのよしみ…

チラシで作ったくず入れ

チラシで作ったくず入れ。マルカワの蔵でもらってきた。98歳のおばあちゃんが、せっせと折ったもの。すごくたくさんある。なにかと便利。みかんの皮とか入れて、そのまま捨てられるのがいい。チラシの広告を読むのも、なかなかおもしろい。とくに、あかりが…

ヤママユを育てる

いま借りている畑。デイサービスみんなの家の敷地にある。となりは野球やサッカー、グランドゴルフのできるグランド。デイサービスの利用者がよろこぶように、花畑と菜園を作ろうと思っている。奥にある青い囲いでは、ヤママユを育てている。ヤママユを育て…

ホタルが生息するにはエサが必要

事務所のすぐ近くがホタル公園だ。5月、6月ころにはふわあっと仄かな光っては舞う。ゲンジボタルだ。また、山のほうでは、ヒメホタルが輝きを放って舞う。ホタルが生息するにはエサが必要。このおじさんが、ひとりでホタルの幼虫のエサになる「カワニナ」を…

ランの散歩は気田川のほとりを歩く

ランの散歩は気田川のほとりを歩く。3月からアマゴ釣りが解禁で、釣り人がきていた。かつては、水面が魚で光るほどたくさんいた。ダムができてから、すっすり魚がいなくなってしまったという。ウナギなどは、夕方、仕掛けておけば翌朝には、数キロもとれたと…

「神社・寺カフェ」の取材記事

「神社・寺カフェ」の取材記事を掲載してくれた。今朝の静岡新聞。連日、イベントを開催している。主催者としては、各お寺と神社に足を運ぶことになる。子連れで動く一日となる。きょうは、永福寺のお茶会と山野草の盆栽展、法林寺では称名念仏、龍谷寺では…