過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

山里でジャズ喫茶とコーヒーの焙煎をしたい

山里でジャズ喫茶とコーヒーの焙煎をしたい。いい物件がありますか。北海道の方から、問い合わせがあった。古民家を買ってリノベーションしたい、という。この山里にジャズ喫茶ができたら、うれしいね。いちど春野を訪ねてもらったら、あちこち案内させても…

地道ながら人と人をつないでいくしかない

山里への移住は、たんに空き家がある、土地が安いというわけにはいかない。もちろんそれが重要なファクターだ。しかし、肝心要は仕事だ。一にも二にも、仕事がなければ続かない。現金収入がなければ暮らしていけない。かといって、山里には仕事がない。その…

農協について(2)

農協について嘆かわしい事実が二つ。一昨年、全国農業協同組合連合会(JA全農)が東日本11県で販売した有機肥料の成分表示が偽装されていたという事件が起きた。そして、つい最近、産地偽装が出た。JAグループ京都の米卸が販売するコメの産地判別検査の…

農協について(1)

農協というのは、金融機能がメインになっているようだ。農協というと、地域の農業を支える組織。栽培から販売と流通まで一手に引き受けている組織と思っていた。昨年、田植えのときに必要な水田に入る長靴と土を水平にならすエンブリなどを、地元の農協に買…

火災保険と地震保険

火災保険(4) 友人の火事の被害を機に、火災保険を調べている。きょうは農協などに聞いて、すこしずつわかってきたところ。まず保険金額は、数十年たった中古住宅で資産価値はゼロであっても「再取得価格」(同等のものを新築する場合の価額)で設定できる…

クルマに必要になりそうなものを積んで

全焼して焼け出された田中さんのこと。ひろく義援金を募るのは、本人の意向によって控えることにした。しかし口座は開設してある。問い合わせの方が数名おられたので、個別にお伝えしているところ。すべて燃えてしまったわけなので、さすがに緊急の物資は必…

火災保険を調べている

火災保険(3) 友人の火事の被害を機に、火災保険に入ろうと思って、いま調べているところ。火災保険は、建物や家財など、火災で失った価値の補償をするわけだ。さて「わがやの価値」は、どれくらいだろうか。築40年の古民家だから、一般的には建物の価値は…

火災保険はどこがいい?

火災保険(2) 友人がもらい火で家を全焼した。失火元からの補償はない。保険に入っていれば、何千万円かの保険金が入る。しかし、保険に入っていなかったので、まさに踏んだり蹴ったりこ。これは他人事じゃあない。わがやも保険に入っていない。これを機に…

木馬がお気に入り

木馬がお気に入り。乗り降りもできるようになった。足で蹴って進むことも。水窪(みさくぼ)で木工をされているウッド・インの広山さんの作。飛行機も。あかり1歳と6か月。

残ったのはこの焦げた地図1枚だけ

田中さん家の焼け跡。3軒が全くの全焼。田中さんは、残ったのはこの焦げた地図1枚だけ、と笑っていた。きょう、義援金の口座を開設をした。やはりこういうときは、お金が必要。ないと困るし、あっても困らないとぼくは思っている。けれども、田中さんは、…

失火元には責任がない

火災保険(1) 友人が隣家のもらい火で家を全焼。裸同然で焼け出された。自宅に火災保険を掛けていなかった。法律的には、人に迷惑をかけた場合には、償わなければならない。故意または過失によって他人の権利を侵害したものは、賠償する責任を負う。(民法7…

友人の家が全焼 やはり現金の見舞金で支援がよいのでは、と

友人の田中康彦さんの家が、隣家の出火によって全焼しました。その経緯は、今朝、投稿した次第です。 全くの全焼で、裸同然で焼け出されてしまいました。すべてを失いました。火災保険も入っていません。友人としてなんとか支える動きをつくりたい思っていま…

友人の田中康彦さんの家が全焼した

まったくなにも残らなかった。75歳と3日。第3コーナーからのラストスパートをきる。すべて清算。かえって清々している。そう言っていた。きょうの深夜、友人の田中康彦さん(カヤック制作工房)の家が全焼した。二俣の大園集落だ。隣家からのもらい火で、両…

トヨタの生産方式を叩き込まれた経験から

たったの5分しか立ち話をしてないのに、ちゃんと顔と名前を覚えてくれていた。一年ぶりなのに、すごい。企画のパンフレットも読んでいて、ちゃんと感想も述べてくれている。お年寄りの数名のグループが参拝にこられると、すっくと起ち上がって境内を案内す…

そんなに企画してどうなるか。どうするのか。

友の家に寄って、いろいろな企画のこと、人生のことを語りあう。話していると、次つぎと企画がでてくる。山里でのサイクリングコース、山里暮らしのトークイベント、自然素材アート展、閉まった店を借りてアートギャラリーなどなど。アイデアを語りあうのは…

炭焼の煙がモクモクと見えた

田河内の森下さんのところで味噌作り。その帰りに、炭焼の煙がモクモクと見えた。一昨年、うちで炭焼き窯をつくったときに、ご指導いただいた栗島さんのところだ。せっかくここまできたので、ご挨拶させてもらう。いつも悠々とした大人(たいじん)ぶり。お…

こんな立派な犬小屋があるのに

こんな立派な犬小屋があるのに、ランは入らない。いつも藁を敷いた土の上に寝ている。雨のときだけ入っている。この小屋、ひとが入って瞑想できるくらい大きいよ。「百古里めぐり」の企画のお礼に、百古里庵さんから、いただいたものだ。小屋の上に展望台を…

きょうは味噌作り 

森下さんが、数日前から、米を蒸して麹菌をまぶして、麹をつくってくれていた。なんと麹は45キロも。大豆は30キロ。大豆を煮て大きな臼でつく。機械で潰すとペースト状になってしまうが、杵でつくと大豆のつぶつぶ感のある味噌になる。煮た豆を杵でつく。豆…

お絵描きに熱中するようになってきた

お絵描きに熱中するようになってきた。絵を楽しめる、歌を楽しめる、本を楽しめる。そういう娘になってほしいな。あかり1歳と6か月

太秦牛祭

節分なので「追儺」(ついな)を調べていくうちに、ネットでこんな絵を見つけた。広隆寺の太秦牛祭(うずまさうしまつり)を描いたもの。毎年10月12日に行われる祭で、京都三大奇祭として知られている。牛に乗っているのは、摩多羅神(またらしん)。その前…

祓う者がやがて祓われるものとなる

明日は節分。節分を調べていて、こんな絵に出会った。吉田神社追儺(ついな)式の絵だ。この追儺が日本の節分の起源とされる。もとは、大晦日における宮中の鬼払いの儀式である。「鬼やらい」とも呼ばれる。鬼とは、災厄を象徴している。この絵にあるのは、…

旧暦のお正月は、つねに新月から始まる

ランを連れて河原を散歩すると、風は強いが、日差しも水の音も、なんとなく春めいて感じられてきた。今年の旧暦でのお正月は1月28日。七草の節句が2月3日。小正月が2月11日だ。ちょうど梅の花がすこしずつ咲きはじめる頃で、まさに新春という感じがする。ち…

遠州のからっ風

北風がごおおーーーーー、びゅーーーーとすごい勢いだ。この風は、アジア大陸のほうから吹いてくる。日本にくるときは、そそり立つ山にぶつかって日本海側に雪を降らせる。そして、水分がなくなった風は、太平洋側にきて、からっ風となる。こちらでは「遠州…

障害者のための芸術発表の場作り

秋田の散策篇。観光地でもないので、とくに見るところはない。ホテルの周りでも、だいたいシャッターが閉まっている。その上、吹雪だ。なので、あいている所があれば、直感で入っていく。そこで、いろいろ聞いてみることにした。ここは、フツーのギャラリー…

雪道を歩いていて出会った印象的な看板二つ

秋田の旅の散策。雪道を歩いていて出会った印象的な看板二つ。ひとつは、お寺の「掲示伝道」とよばれるもので、門に前に掲げられている。お釈迦さまの言葉じゃなくて、ネイティブアメリカンの言葉というのがめずらしい。もうひとつは、イヌの糞を投げ込まれ…

雑誌の取材の仕事

自分の感性で書くというのは、楽しい。でも、仕事となるとそうは行かない。いますすめている雑誌の仕事は、インタビューをして書くということで、すこしくストレス。まず、相手からいい話を聞き出すのが、ポイント。話したくなるような雰囲気、質問、相槌。…