過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2017-08-22から1日間の記事一覧

学べるときにしっかり学んでおかないともったいない

霊的な力のあるという紙田さんを訪ねたことがある。友人は、半年前に亡くなった父親の供養をしてもらうのが目的。ぼくは、好奇心だけでついていった。お会いしたときは、84歳。尼崎市にある木造アパート暮らし。四畳半一間。廊下を歩くと、ぎしぎしいう。ガ…

そこが極楽、いまを極楽ときめて。しかし、長続きはしない、と。

山里に7年近くも住んでいると、はじめのころの新鮮な感動は、もはやなくなってくる。星がきれい、空気がいい、川で泳げる、広い畑に田んぼ、森。素朴で人柄のいい村人たち。田舎に移り住んだ家族を取り上げるテレビ番組の「人生の楽園」みたいな日々。とい…

桃をいただいた

ずっしりと重たい箱が届いた。あけると桃だ。桃は、姿かたちがすてき。香りがいい。この夏場はひんやり冷えた桃がとくにおいしい。桃は生命力の象徴。邪気を払う力もあると古来から重宝されてきた。あかりにと、井元さんからいただいたのだ。かれは奈良の五…