過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

となりでは手作業の田植えが

心配していたが、苗はちゃんと根付いていた。もう大丈夫だろう。楽舎の田んぼは、植え残しの田植えと除草。もう雑草の芽が出てきている。大友くんが作ってくれたチェーン除草器、竹箒除草器、針金除草器が、なかなかいい。となりで無農薬の田んぼをはじめた…

学生たちが春野町でフィールドワークをしたい

駒沢大学の長山先生のゼミがこの夏、春野町でフィールドワークをしたいということで、やりとりをしている。30名の学生が春野に滞在して、各研究テーマで山里の人を訪ねる。たとえば、A班「林業・バイオマス」、B班「起業・社会的企業家」、C班「住民コミュニ…

オーストラリア在住のご夫婦が移住相談に

移住相談に訪ねて来られた。オーストラリア在住のご夫婦。かの地に暮らして30年、永住権もある。日本風の建具の仕事をしている。オーストラリアとこの山里と行ったり来たりする暮らしをしたいようだ。で、いい家がないかということだけど、空き家はあっても…

アイガモがやってきた

アイガモがやってきた。42羽。宅急便で。生まれたてのヒナたち。育雛箱には籾殻をたくさん敷いた。コタツの熱源の下に固まった。やがて動き出して、プールにも入っていく。今夜は暖かくして、この数日が、たいせつ。田んぼに放つのは10日後くらい。

明日アイガモが40羽、届く

中道農場では、アイガモとアヒルを田んぼに。アヒルとアイガモが仲良く泳いでいた。可愛いものだ。数日前に届いたアイガモたちは、育雛箱で数日間過ごして、田んぼデビュー。楽舎のほうには、明日アイガモが40羽、届く。納屋に育雛箱を置いて1週間、飼育する…

炎を眺めて時を過ごし、風呂に入って月と星を眺めてる

妻と子は、家の風呂に入る。ぼくだけいつもドラム缶風呂。炎を眺めて時を過ごし、風呂に入って月と星を眺めてる。こんな雨の日でも、ドラム缶風呂が気持ちいい。露天なので、傘をさして入っている。

不耕起栽培の道もある

不耕起栽培。土を耕さない、掘り起こさない。それで収穫できたらすばらしい。百古里で古代米をつくっているIさんの田んぼを見学した。およそ1反ある。トラクターも使わない、クワでも耕さない。代かきもしない。農薬を使わない。肥料はこの田んぼでとれた稲…

田植えはほぼ完了したものの……。

田植機をだましだまし動かして、田植えはほぼ完了した。しかし、いろいろ問題点がある。(1)株間の調節ボタンのあることを知らずに植えたために、株間が狭すぎて過密な苗植えとなってしまった。 (2)代かきの直後のために、土が柔らかすぎて、根付かないと…

田植機が不調で、手間どっている

朝は雨が降ったので、田植えは延期。しかし14時過ぎに晴れてきたので、急きょメンバーを募って田植えを再開。4名で田植えと畦塗りを行った。5枚の田んぼのうち、3枚まで田植えができた。ただ、田植機が不調で、手間どっている。友人からいただいた歩行式の…

アイガモ農法のメモ

アイガモ農法をはじめる。そのメモ。アイガモというのは、アヒルとマガモのミックス。アイガモを水田に放して、除草駆除させ、無農薬で安全な米をつくる。無農薬でお米を作ろうとすると、いちばんたいへんなのが雑草。田植えの数日後から、すごい勢いで草は…

田植えは延期 で も余裕の時間が嬉しい

昨日の畦塗りと田植えで、今朝は筋肉痛だ。ふだん使わない動きをすると、とても疲れるね。昨夜はドラム缶風呂に入って、しばし瞑想。ああ、ごくらくごくらく。しかし、疲れがとれないよ。若い時みたいにはいかない。そして、きょうも田植えだ。がんばろう。……

いよいよい田植え開始

本日の田んぼ作業。水漏れ田んぼをどうしようと、みんなで会議。「畦塗りをやりなおそう」「土を盛って沢の水を迂回させて水温を上げればいい」「あぜ板なみを打ち込めばいい」「代かきをやりなおそう」。さて、どこから手を付けたらいいか。具体的にやって…

半日で、干上がってしまった

田んぼは沢からの給水をとめてみたら、半日で、干上がってしまった。5枚の田んぼすべてが、水漏れを起こしている。今夜から給水して、明日の田植えに備える。まずは稲を植えてしまう。沢の水は常に給水することになる。冷水が田んぼに入るので、稲の苗には…

アイガモは来週にやってくる

アイガモのヒナは来週に届く。田んぼに放つのは6月20日くらい。その間、わがやの納屋で飼育する。そのためのヒナの小屋を大友君がつくってくれた。夜は寒いので、堀こたつの電熱器を置く。大きな水槽を入れて、すこしずつ水にならす。餌はくず米をあげる。イ…

『死んだらおしまい、ではなかった』を読みたい、と

『死んだらおしまい、ではなかった』(大島祥明著 PHP研究所)という本をもう一度読みたい。あの本の内容が印象的で、そのとおりだと思った。いまおやじがなくなって、もういちど読みたてくなった──先日、亡くなった天野さんの息子さんから電話があった。天…

少額訴訟というのがある

「借金を払わない男から回収したい」。知りあいの坊さんから相談を受けた。「ああ、それなら少額訴訟というのがあるよ。手間がかからない。たった一回の審理で、その日のうちに、判決が下りる。それをしたらいい」「じゃあ、お願いしたい」「うぅーーん、い…

田んぼの水漏れと田植機

田植えが迫る。不安と安心。一つは不安。昨日、代かきした田んぼのほとんどが水漏れを起こしている。沢の水を止めたら、半日で干上がっている。畦を泥で固めただが、だめだ。原因がわからない。なにしろ20年余の耕作放棄地である。田植えした後から、毎日で…

耕作放棄地を活用していく動きが、ぽつりぽつりと

F君が訪ねてきた。40代。昨年来、炭焼き窯づくりと稲刈りの手伝いをしてくれた。春野に住みたいということで、空き家を案内したが、なかなかいい物件が見つからず。空き家もさることながら、そもそも仕事がないことには、移住は難しい。近ごろ、春野の山奥で…

お母さんと子どもたちが遊びに来てくれた

田んぼの代かきは、まだ難問が続く。水漏れ箇所をつきとめて、畦を補強している。まさに土木工事。お母さんと子どもたちが遊びに来てくれた。子どもたちも、田植え、どろこんこ遊び、稲刈りに天日干しと、稲作にいろいろと参加できるようになる。

あかりは10か月になった

稲の苗もあかりも大きくなった。稲は種籾を水につけてから20日目。あかりは10か月になった。

苗の比較

苗の比較。早川くん(おなじ地域で、やはり耕作放棄地をよみがえらせて田んぼつくりをはじめた)の作った苗と楽舎でつくった苗。左が早川くんのもの。4月末に種籾を水につけた。右は楽舎の苗で、それよりも10日遅れで、水につけた。左は一つの箱に60グラムの…