本堂の本尊は、十界曼荼羅と日蓮上人の像。くわしく述べると、雲の上に球面体があって、そのなかに南無妙法蓮華経を中心に、釈迦如来、多宝如来、諸仏・菩薩など、十界の衆生をあらわしている漫荼羅。これは『法華経』の虚空会の儀式を表している。その下に…
なんといっても本尊の阿弥陀如来像がすばらしい。平安時代の作とされる。開山の木寺宮康仁親王が京都から持ってこられたという。信玄と家康との戦乱の際には、焼き討ちに遭って寺は全焼。この本尊だけがかろうじて消失を免れた。火炎の中で持ち出す際に、小…
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