過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

お茶の実オイル  竹チップ

山里で放置され使い道に困っているものを資源として活用、商品化するということを考えている▲たとえば、お茶。山里では高齢になって、もう茶摘みもできない という家も多く、あちこち放置されたお茶畑がある。そのお茶には、やがて実が成る。実は、ちょうど…

取り壊しの要望書が出されていた森岡の家

自治会長や町内会長から、取り壊しの要望書が出されていた森岡の家。行政はこんな貴重な家を取り壊して、駐車場にするという。行政は「地元市民の意思を無視できない」と取り壊しの方向に進んでいた。けれども実際に、周囲の家々を訪問してみると、ほとんど…

次に価値を生み出していく流れを作る集いへ

昨日の後藤さんによる「中国の電気自動車事情」の〈らくあんトーク〉を主催して気づいた▲集まった方々には、かつて上場企業の取締役で財務のプロ、海外の工場の立ち上げのプロ、輸出実務に長けた人、コンサルタント、エンジニア、作家のような方々が、おられ…

楽舎の学校〈らくあんトーク〉第一回目

楽舎の学校〈らくあんトーク〉。第一回は、「中国の電気自動車事情」として、後藤正徳さんに語っていただいた。後藤さんは、ホンダとヤマハで35年間、エンジンなどの技術開発や知的所有権の仕事に携わってきた▲帰国した時の拠点として春野に住みたいというこ…

竹の伐採

楽舎の農林部は、毎朝の作業が続く。田んぼだけじゃなくて、森も▲今朝は、近くの放置竹林を伐採して、搬出。わがやの敷地で枝打ち作業。これからは玉切りして、割ってペグを作る。イノシシとシカ除けの電気柵のポールにしたり、田んぼの水漏れ防止のためのト…

手作りの竹の納屋

きょうは、豪雨の中、まちなかに出かけた。市民協働委員会委員に応募したので、その面接に市役所に。8人くらいの面接官、こちらは一人▲「自己紹介してください」「これまでの市民活動について」みたいな質問だけ。もっと、あれやこれやと質問してくれると、…

仏教の生き方ってなんだ?

仏教の生き方ってなんだというと、ゴチャゴチャと難しい言葉が並べられてよくわからない。苦・無常・無我、四諦、八正道、十二因縁……と。観念論、哲学、知識が専攻してしまいがち。で、「ダンマパダ」という最古の経典の一つが、わかりやすい。そのなかに、…

激しい雨の中の来客

激しい雨の中、きょうは2組のお客さんが来訪▲宮大工の学校を作りたいと、廃校や木工所を探している高田棟梁。先月は、東栄町(愛知県)と水窪町の廃校や木工所を紹介した。きょうは井口園さんの案内で、春野山の村などを訪問。その帰りに寄ってくれた▲まあ…

山里はいたるところ耕作放棄地ばかりだけど

山里はいたるところ耕作放棄地ばかり。休耕田、荒れた畑、やめてしまった茶畑。そうして、間伐されることのない密集したスギとヒノキの森▲しかしこれらは、たいへんな貴重な地域資源になりうる▲だって、いつか必ず食糧難の時代が来る。食料はあっても、安全…

田んぼは農業の王道だと思う

朝から激しい雨が続くので、ひさしぶりにきょうは田んぼ仕事をせずに骨休めだ。朝の6時から、4人の仲間との田んぼ仕事は、20日間も続いている。田んぼは農業の王道だと思う。やる仕事は限りなくある。まさに「百姓」。百の仕事がある▲草刈り、土を耕し、川…