過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

スズメバチの巨大な巣を発見

先日は、スズメバチの巨大な巣を発見。わがやの入り口の垣根の下にあった。友人が草刈にきてくれたとき、刺されてしまった。別な友人に頼んで対治。ゴキジェットを噴霧して追い払って巣を取り出した。蜂の子がたくさんいた。ぶむぶむぶむと動いていた。食べ…

買い物支援タクシー

わが山里、春野町では、NPO法人が事業主体となって買い物支援タクシーを運行する動きがある。住民が年会費1000円で支えていくことになる。しかし、全員が会員になってくれることはないので、経費的にやりくりは大変なことと思う▲北遠地域の佐久間町では、NPO…

衰弱したカモシカと

やがてカモシカは、ヌタ場に横たわって、もう動かない。ちかづいても、逃げようとしない。しばらく様子見とした。役所の人は、明日までほっておいて、衰弱したところで山に戻すという。ちょっと怖かったけど、カモシカ君と記念撮影。

カモシカが現れた ランが威嚇

カモシカが畑に出たのでランに追い払ってほしい。近所の天野さんが頼みにきた。捕獲するには角があって危なすぎる。天然記念物なので殺すことはできない。放置しておくと、畑の作物を荒らしてしまう。役所の人も手を焼いているという。ので、ランの威嚇によ…

山里の出会いの一日

山里を150キロ以上も移動して、人と出会いの多かった一日だった▲朝から、いまわがや滞在している京子さんと小林君と一緒に、はるのケアセンターに母の見舞いに。母はもうすっかり枯れてしまっていて、ほとんど食事をしない。ハーゲンダッツのアイスクリーム…

さて静岡に

きょうはこれから静岡に。新東名に乗れば2時間かな。「雇用拡大・処遇改善プラン」の説明会にだ。これ、事業案が通れば、静岡県が全額負担してくれるというもの。たとえば、「女性の社会進出」「若者の就職」「障がい者」「高齢者の活用」がテーマ。いろいろ…

このままなにも食べないでいれば、静かに息を引き取る

母はもうほとんど食べない。水も呑まない。寝てばかり。どこが痛いとか苦しいとかいうこともない。ひたすら寝ている。食べたくないのに無理に食べさせないほうがいいと思う▲一昔前なら、このままなにも食べないでいれば、静かに息を引き取るんじゃないかと思…

母が施設に入ることになった

母が二度の脳梗塞を患って右半身が不随となって、二年▲ずっと姉のところに厄介になっていたが、姉もいよいよ介護がたいへんとなってきた。この夏は脱水症状を起こして、首も座らないほどに弱ってしまい、入院となった。ひと月の入院のあと、姉の家の近く施設…

お茶がふるわないのはどうしてか

この山里の主な産業は林業とお茶だ。あたりの風景は、ほとんど杉ヒノキの森とお茶畑。しかし、ともにふるわない▲林業は、木を伐るたびに赤字が出る。森は放置されたまま。お茶は、手間をかけて育て製茶しても、これも赤字に近い。ということで、後継者もいな…

友人が露店を出していた

いつもの信州街道(秋葉街道)を運転していたら、道路脇にテントが。あれれ、と寄ってみたら、大脇さんだった。ハワイアン・コナコーヒー、ベトナム・コーヒー、バナナ・パンケーキ、そして瀬戸焼きそば。近ごろ出店したのだそうな。薪ストーブでお湯を沸か…

巨大なクモが

欄間に巨大なクモが。スイーッチョと鳴いていたキリギリス(ウマオイかな?)をつかまえていた。とっても大きいし、背中の柄が大きな目に見えて、なかなか迫力がある。

結果は「不採択」

浜松市中山間地域まちづくり事業のプレゼンの結果がでた。昨日、役所から文書で通知が届いた。結果は「不採択」であった。公開審査で基準点に達しなかったという。基準点より9.25点も低い。評価が低いのは、事業内容が「具体性」と「実現性」に欠ける、とい…

可睡斎のトイレ

こないだ参拝した可睡斎(かすいさい)という曹洞宗の大本山のトイレ。客殿も本尊も庭も山門も素晴らしかったけど、いちばんすごいと思ったのはトイレだった。これまちがいなく、トイレ。なんか、すごいでしょ。

ちゃんとおもてなし

きょうのラン。お客さんが来ると大喜びで愛想を振りまいている。しかし、姿勢がいいな。天然記念物の猟犬だけど、ちゃんとおもてなしが。

このおばあちゃんも達人の一人

このおばあちゃんも、いつもの散歩でお会いする。ひとり暮らしの86歳。こうしていつもせっせと仕事している。鎌でていねいに草を抜く。ときにエンジン草刈機で刈る。風呂は薪で沸かす。椎茸の原木をはこぶ。40歳くらいのときに夫を病で亡くして、三人の子ど…

天理教の教会を参拝してみた

袋井駅の近くのイタリアン・レストランで食事しようとしたら、まだオープンまで30分あった。さて、どこで時間を潰そうかと思っていると、拍子木の音が聞こえてくる▲あしきをはーらい、たあすけたまえ……と張りのある伸びやかな声。あれは、天理教の人だな。黒…

宝のようなお年寄りたち

ランの散歩のとき、いつも出会う宮脇さん。春野町の老人会の会長さんだ。この方が育てた野菜は、どれをとっても立派で美しい。有機茶も栽培している。数年前までは、シイタケもたくさん栽培していた。87歳というが、体はがっしり頑丈。自分の歯が26本もある…

まちづくり事業提案のプレゼン

先日、事業提案のプレゼンテーションがおわった。浜松市の中山間地域まちづくり事業プラン。市の予算2億円に対して、NPO法人7団体が事業提案した。会場は天竜区役所の大会議室、聴衆は70〜80名くらい。悠然とほほえみをながら説得力のあるプレゼンというの…

大げさにしないで、あたりまえに普通に接すること

スマナサーラ長老のおはなしで、もひとつおもしろかったもの▲それは、神さまに参拝するときのこと。長老はもちろん仏教徒だが、神社にも参拝することがあるという。いろいろな神社に行くと、みんなが助けてくださいとか、必死でお願いごとをしたりしている。…

「雨が降ったら、どうぞ勝手に降ればよい」という生き方

きのうはスリランカのスマナサーラ長老の講演会に出かけた。袋井の可睡斎(かすいさい)という曹洞宗の大本山で行われた▲最初のツカミが面白かった。それは古い経典にある話。在家の人が「雨が降っても私は大丈夫です」と言うと、ブッダは「雨が降ったら、ど…

大往生の人生設計ネットワークづくり

携帯を使い放題2200円にした。おかげで、あちこち友人に電話かけている。なにも用事がなくても、ひさしぶり、どうしてる? という電話するのも楽しいものだ▲昨日は、山梨の友人と1年ぶりの会話。坐脱のすすめ、という本の企画で盛りあがる。かれは年季の入っ…