過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2013-01-01から1年間の記事一覧

動くなら、50代のうちがいい

友人が田舎暮らししたい、来週そちらに行きたいと電話があった▲そもそも4年前に、彼から田舎暮らしのことを聞いて、「へえーー、それもいいなあ……」と思って、ぼくは田舎暮らしに入ってしまった。ぼくはほとんど直感とひらめきで動くから▲でも、その友人はま…

火鉢とショウガと

今朝は6℃をきっていた。冷水を頭から浴びるのは続けている。でも、やはり寒いよ。ひさしぶりに石油ストーブをつけてみたが、ぜんぜん芯からあたまらない。で、部屋の空気は悪くなるわで、すぐに消した。やはり火鉢がよかろう。友人からもらったミカンの木で…

大豆の収穫と販売

近所で大豆を栽培しているご夫婦に話を聞いた。ぼくは今年、60キロだったけど、このご夫婦は、およそ300〜500キロくらいを収穫している▲で、売値はと聞くと、キロ1,000円という。すごい。国産大豆だから、それくらいで売れるんだ! 小さな石が混じった大豆の…

気楽に寄り合いのできる場所が

ランの散歩で、近くの農作業小屋で雑談していたおばあちゃんと立ち話。気楽に寄り合いのできる場所がほしいね、という話になる▲自然と寄り集まって、世間話に花が咲く場所。屋根があって夏は涼しくて、冬は暖が取れるところ。そんなところがほしいね、と。ほ…

拝んでくれると聞いてきた、と

工事をするので、お地蔵さんを拝んでもらいたいと、知り合いの鉄工場のおやじさんが頼みにきた。古い神社の鳥居をこわして、新しいものに作り替えたいという▲「見えない世界のものは、ヘタにいじると怖い」。でも、池谷さんなら拝んでくれると聞いてきたとい…

秋葉信仰の大先達・天狗研究の方

昨日は、NPO法人の元気里山の本島さんと若林君が来訪▲秋葉信仰の大先達・天狗研究の第一人者の早瀬狗王師の講演を企画したいという相談▲この方は、日本各地の霊山をほとんど踏破し、天狗を霊視して墨絵にも表しておられる。この絵がそうだが、なかなかの迫力…

空き家の話

先日、空き家のことで相談に来られた地元の方のはなし▲この山里に実家があって、現在は空き家だ。築100年以上の家で、相当に広い。住むことは十分に可能だが、家族で誰も住もうとはしない。空き家のまま放置していても、やがて処分に困ることになる。家はつ…

やっと大豆の選別作業を

きょうは、やっと大豆の選別作業をおこなった。収穫してから、ビニールハウスの中でしばらく放っておいた。その間に、雨が降りこんたり、霜に当たったりして、1割くらいの大豆がふやけたり、カビが生えてしまったよ。さいわい、近所の心強い友人が手伝いに来…

「春野人めぐり」でたくさんのお客さんが

この土日は「春野人めぐり」という企画で、わがやはオープンハウスに。50〜60人くらいの人たちが、遠路はるばるきていただいた▲といっても、わがやはみるべきものも、売るものもない。ただ、いろいろなお話に花が咲いた。ときに10人を越える方が一堂に会する…

裁判の口頭弁論

きょうは裁判の口頭弁論。きょうで結審(主張は互いに言い尽くしたということで、完了)のはずだった▲でも、ぼくが準備書面と陳述書を当日、提出したものだから、裁判官は苦笑いしてた。「う〜ん、いま(書面を)出されるということになると、結審はできない…

きょうの来客

ふくろうおじさんこと石の彫刻家・土屋誠一さんの個展(百古里庵)に行ったら、休みだった。でも、ほっこりとやさしくなるお地蔵さんの作品を拝観させていただいた。わがやに帰宅したら、なんと土屋さんたちが来られていた。金谷の山小屋風の喫茶店のマスタ…

梅干茶がおいしい

パソコンに向かっていて、あたたかい飲み物をちょっとずつ呑むというのが、いい。体があたたまる。ほっとくつろげる▲でも、珈琲の飲み過ぎはよくないし、緑茶もそんなに飲めない。ということで、梅干茶にしてみた。作りかたはかんたん。ポットの熱々のお湯の…

炭火で焼きナス、焼き芋、焼きタマネギ

左から大谷石(おおやいし)でつくった石窯、小枝などで簡単に湯が沸くロケットストーブ、そして竈に見えるけど、ドラム缶風呂。そろい踏み。もうすこしきれいに芸術的なかたちを整えたいところだけど。早めにドラム缶風呂を沸かすと、炭火で焼きナス、焼き…

雑草たちが氷の衣装を

朝は霜で真っ白。雑草たちが氷の衣装をはおっている。日が昇ればゆらゆらと葉っぱから湯気が立つ。溶けた氷は珠のようにキラキラと輝く。

頭から冷水シャワーを

早起きすると、寒いこと・寒いこと。今朝の室温は5.8℃。でも、この季節になると、恒例のように朝の水浴びをはじめる▲起きたら風呂場に直行。頭から冷水シャワーを浴びて、その後、乾布摩擦でゴシゴシ。これがとっても温まる。なにより気分が爽快になるのがい…

老ネコのガネちゃん

老ネコのガネちゃんは、パソコンしているとふところに入ってきて、前足を温めている。ゴロゴロと喉を鳴らしているが、キーボードを打つとき、すこし邪魔なんだよね。

お米を一俵いただいた

この方、83歳。いつもすてきな笑顔で、お会いするたびにとても心地よい。そうして、みごとな身のこなし。跳ぶように山の中を移動する姿は、おそれいる。阿多古和紙という紙漉きをされている唯一の方、大城忠治さんだ。お米を一俵わけていだいた。田んぼは手…

炎を毎夜、眺めて

こんな炎を毎夜、眺めている。その後はドラム缶風呂に入って星空を眺めている。身心がやすまる。静寂になる。

大豆の収穫は、なんと軽トラ3杯分

大豆の収穫は、なんと軽トラ3杯分になった。とにかく、国産大豆はとっても貴重だよ。自分で栽培できたら、しあわせなこと。市販のものでは、素性のわからないものが多い。輸入ものでは、遺伝子操作されたものだとか。どうして遺伝子操作するかというと、除草…

大豆の収穫

数日前から、大豆の収穫をしている。写真は収穫前の大豆畑。手前の薄茶色の草の、その下にあるすこし焦げ茶色のヤツが大豆だ。まったくの無肥料・無農薬。7月10日に種をまいた。雑草と同居して、見事な豆ができた。ざっと1万株以上はある。こんな風景の中で…

サツマイモの収穫

きょうのサツマイモの収穫はこれだけ▲春に芋のツルを300円で買ってきて、植えてから半年。ほとんど草を取らなかったし、土寄せもツル寄せもなんにもしなかった。だから、ものすごい雑草の中、どれが芋の葉っぱなのかわからないくらいだった▲それでもこうして…

100円で入れる大浴場、そして図書館

この山里には100円で入れる大浴場があって、たまに行く。サウナもある。いろいろ出会いも楽しめる▲ふだんは、毎夜のドラム缶風呂なんだけど、それは体を芯から温めて夜空を眺める瞑想みたいなもの。しっかり洗うとなると、こちらに出かける▲ま、わがやにはち…

NPO法人の名前は、「楽舎」(らくしゃ)とした

NPO法人の設立に向けて準備をしている。NPO法人の名前は、「楽舎」(らくしゃ)とした。ラクに楽しくつどい会える場、というような意味だけど、意味よりも、ラクシャ!という発音が先行した▲事業としては、この山里への定住促進、山里の魅力を全国に発信、地…

霜が下りて

霜が下りて屋根は真っ白、車もビニールハウスも真っ白。やがて日が出てくると、屋根からもわあ〜と水蒸気が立ちのぼる。まだ芋掘りをしていない。このままだと凍ってしまうな。それと、こないだ大量に買った自然薯と生姜を土を掘ってその中に保存しているけ…

ひさしぶりに回転寿司に

ひさしぶりに回転寿司に寄ってみた。雑穀米と菜食のぼくは、たまに肉とか魚を食べたくなる。いろいろ懸念はあるけどね。けど、まあいいや。なにしろ回転寿司だから。おいしければいいやと。この寿司ネタは、どこの漁港から陸揚げされたものなのか、わからな…

裁判の第三回の口頭弁論に

昨日は裁判の第三回の口頭弁論に出かけた。裁判長は、「まだ、和解の可能性もないとはいえない」と、再度和解をすすめる▲ぼくは和解する気はない。が、裁判長がそう言うので拒めない。相手方の弁護士と調停委員と三人で和解室へ行く。相手方は、物損事故だか…

瞑想がすすむ季節

だんだんと寒くなってくると、ぼくには瞑想がすすむ。といっても、さあやるぞ! という瞑想じゃあない。そのまま、なんにも考えないで、身心まるごと体験を味わうような瞑想だ▲ただ、背中が曲がると茫洋として妄想が迷走するので、腰と背筋はぴんと伸ばす。…

早朝の光の中を歩く

ひたすら歩くのがいちばんいい。歩くことで自然と心身が調整されていくように思う。できれば、早朝の光の中を歩くのがいい。光と空気力をいただく。さいわいランがいるので、散歩の習慣は身についている。歩いていると、いいアイデアも浮かぶ。メモ帳を携え…

薪の山をいただける

ランの散歩の途中に製材所に寄ってみた。煙が出ていたので、廃材を燃やしているらしい。「いらない木があったら、いただけませんか」というと、「ああ、どうぞどうぞ。いくらでも持って行ってください」。とってもすがすがしい明るい答えで、気持ちがよかっ…

人生見晴らし台の上

ここを登っていったら下界を見下ろしている猫ちゃんがいた。人生見晴らし台の上。隣の森町の我楽王国で。小高い山の上にある佐野さんの農園。この農園は、ウーフといって農作業をしてもらうことで、無料で宿を提供している。で、外国の青年たちがよく滞在す…