過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

いろいろと老化の兆候に気がつく

暮らしの中で、いろいろと老化の兆候に気がつく。話をしていて、文脈がズレてしまっていることに気がつかないで、ドミノ倒しのように理屈をつなげてしまうことがある。そのうち、あれれ? なにかオカしいな。いったいなにを言いたかったのだろう。……あ、そう…

人生がときめく片づけの魔法

「人生がときめく片づけの魔法」。ブックオフで100円で買った。これって、100万部くらい売れたよね。いままで数限りなく整理法、片づけの本を読んできた。ほとんどの本は役に立たなかった。心に残っている本は、梅棹忠夫の「知的生産の技術」。これは古典だ…

骨董市とか古着市に行くと

ぼくが着る服の基本はふんわり、ゆるゆる路線。作務衣に羽織とか、インド風のヤツとか。きちっとした固いものは、もう着る気がしない。ネクタイを締めるのは、一年に一度あるかないか。まあさすがに、法事だとか裁判の時には、スーツを着るけど。骨董市とか…

夜な夜なの大交響曲を

草また草の日々。草はやはり手で引き抜くのが効率的。筋トレと気分転換もかねて、せっせと抜く。雨上がりの朝は、日課だ。土が緩いので力がいらないから。でも、広いところは、そんな悠長なこともできない。エンジン草刈機でバリバリと刈る、あるいはトラク…

農業というのは、自分で決めて自分のペースで行うだけ

ここしばらくカラカラ天気が続いていた。日が照りだす前に畑に行って、大豆の水やりをする。田んぼ2枚分なので、かなり体力がいる。2時間くらいかかる。でも、こうした畑仕事は、やればやった分、なんだか達成感がある。水やりだけでも、やったぞー! と自己…

新宮池の祭

夕暮れが近づくと2隻の小舟がお囃子とともに池に漕ぎ出す。闇の中、池の上にお囃子が響きわたり、花火が打ち上げられた。20日は、「ほくえん歴史民俗研究会」のオフ会で、春野町和泉平の新宮池の祭の日に行った。新宮池は標高500mの山頂から湧き出る水を…

せっかく裁判するのだから、ひとつ法律の基本を

ディーゼル車にガソリンを入れられ廃車。ガソリンスタンドを相手取り、その損害賠償を求めての裁判が進行している。相手方は弁護士が出てくる、こちらは一人で戦う。でまあ、せっかく裁判するのだから、ひとつ法律の基本を学んでみようと思い立つ。この社会…

大豆の芽がもう出てきている

種を播いて4日目。大豆の芽がもう出てきている。近所の畑では、うちよりも早く播いているので、10センチくらいに成長している。もうシカ避けのネットを張っている。うちも、その準備をしなくては。ネットを張るには、まず竹を切りだして、先っぽを削って杭を…

毎夜のドラム缶風呂

この山里は、日中はどんなに暑くなっても、夜になると涼しい。毎夜のドラム缶風呂も心地よい。西の空に月がぽっかり浮かぶ。群雲が風に流れて、とてもいい風情。いろいろな音を味わって、湯に浸かっている。通奏低温のように、蛙たちの鳴き声が地面に響いて…

畑の水やりがたいへん

2反の休耕田を耕して、大豆の種をまいた。まず、たいへんなのが水やり。かんかん照りが続くと、芽はけっして出ない。▲田んぼの近くに流れる堀から、バケツで水を汲んでは、バサッバサっと撒いた。芽が出るまで、毎日やらなくちゃいけないとしたら、たいへん…

早起きの暮らしに

早起きづいている。一昨日は、大豆の種まきで5時からの畑仕事。涼しくてよかった。7時すぎると、もう日射しがキツい。夏は4時くらいに起きて、畑は7時でおしまい。机仕事は午前中まで。あとは、川で泳いだり昼寝したり、という暮らしにしたいものだけど。今…

大豆の種まき

朝の7時から大豆の種まきをした。友人が助っ人に来てくれる。友人が穴を掘る。ぼくが大豆を3粒ずつ落として、地下足袋の足で土をかける。幸い前日に雨が少し降ってくれたので、土が湿っていて助かる。耕した休耕田に1枚分播いた。あと1枚分、残っているので…

山奥の吊り橋を渡った先の集落

田舎暮らしは出会いのタイミング。何年かかっても、いい家が見つからなかったり、ふんぎりがつかなかったり。でも、瓢箪から駒のように、すんなり決まることもある。まあ、やはり縁だと思う。▲今朝、カヤックの川下りを教えてくれる友人が、川下りの帰りに寄…

2反の休耕田を耕す

朝の7時から2反の休耕田を耕す。暑さ対策には、もっと早い時間がいいのだが、トラクターの轟音がさすがに近所迷惑。30年くらい耕していない田んぼだ。あちこちに、ススキの巨大な根っ子がある。それをツルハシで掘り出す。明日は、大豆の種を撒く。昼は、友…

大豆を植えることに

きょうは朝の7時から休耕田と栗畑の草刈。田んぼ2枚分を借りて、そこに大豆を植えることにした。助っ人に友人に来てもらう。しかし早朝といっても、日射しはかなりキツい。明日は6時のスタートとした。トラクターで耕して、大豆を播く。鳩に食べられないよう…

どんなに暑くても、頭だけでも冷やせば

冬の寒さには強いが、暑さにはかなり弱い。でも、エアコン無しですごしている。いま37℃。風も通らない。扇風機は不快。頭はぼーっとして気力が湧かない。昼寝もできない。▲川に行って泳ぐのが一番涼しいのだが、家の中で快適にする方法を探求している。風呂…

近くの川に泳ぎに

昼間の家の中の温度は37℃。友人と休耕田の草刈をやる予定をキャンセル、明日の朝の7時からとした。▲あまりに暑いので、近くの川に泳ぎに出かけた。ランを連れて、放してあげる。ランは山奥に駆けていくわ、垂直の崖をよじ登るは、急降下するわ、川に飛び込む…

きょうの収穫。カラスが。

きょうの収穫。とりたての野菜が食べられるってのは、まったく幸せなこと。自分で栽培したものだからね、格別にうれしい。これらは、すべてカレーの具にした。待望のトウモロコシも実ってきたが、カラスがあらかた食べてしまった。トマトもカラスたちが食い…

一気に夏らしく

一気に夏らしくなってきた。早起きしないと、とてもじゃないけど、炎天下では畑仕事はできないな。朝から、ぎぃーー、ぎぃーー、っちょんとキリギリスが鳴いている。夕方には、カナカナカナとひぐらしが鳴きはじめた。トマトもナスもズッキーニもトウモロコ…

シマヘビに出会う

ランの散歩でシマヘビに出会う。道の真中にいたのだが、気配を感じてさささと堀に逃げていった。のぞいてみたら、とぐろを巻いて臨戦態勢。口を精一杯大きくあけて威嚇している。近づいたら跳びかかるぞ! という姿勢だ。その精一杯のすがたが、なんだか可愛…

和解交渉を重ねても時間の無駄かも

ディーゼル車にガソリンを入れられ、廃車になった損害賠償の裁判。きのうはその第一回口頭弁論だった。1時間半かれて、山里から街中の裁判所に。法廷に入ると、正面の高いところに、黒い法衣を着た女性が着席している。若くてなかなか美人。この人が裁判官?…

裁判はとても時間がかかる

裁判はとても時間がかかる、とあたらめて思う。ぼくみたいな事実関係の争いのない簡単なものでも、一年くらいかかりそうだよ。たとえば、ぼくが訴状を出したのが、5月28日。第一回の口頭弁論が、きのう7月4日。そして、和解は成立しなかった。で、第二回の口…

畑にあった電柱を抜いてもらった

うちの畑にあった電柱を抜いてもらった。一年前のことだけど。電柱を抜いてもらうなんて、まさか。そんなこと、ありえないし、考えたこともなかった。はなから不可能と思っていたことが、ものはためしにアプローチしてみる。と、すんなり動くことがあるんだ…

明日、裁判の口頭弁論

今日、近くで市の主催で弁護士による無料相談会をやっていることを知った。▲たまに行く百円の町営のサウナ付き銭湯のある施設だ。向かいが図書館。問い合わせたら、相談してもらえるというので出かけた。明日、裁判の口頭弁論なので、そのリハーサルも兼ねて…

草むしりも瞑想だ

草むしりが日課だ。畑や庭にダンボールを置いといて、そこにむしった草を投げ入れる。わがやのあちこちには、草が山と積まれたダンボールが置いてある。この草は枯れて微生物の住まいとなって、堆肥となる。なかなかいい気分転換になる。仕事していると、頭…

スチーム洗浄機の出番

冷蔵庫の冷凍室が凍りついて、開かない。「まあ、そのうち」とほうっておいたら数か月がたってしまった。今朝、扉まわりをよく観察してみると、すこし隙間があった。そこから冷気が逃げている。う〜む、電気代が高いのは、このためか! と気づいた。▲まずメ…

堆肥作り

きょうは、堆肥置き場に、庭と台所のダンボールのコンポストをまとめて放り込んだ。台所のコンポストは、梅ジャムを作ったときの種などがぎっしり。おかげで、コバエが大量発生してえらいことになってきた。庭のコンポストは、2年くらい放置したままで、切り…

点と点が結ばれると

昨日は、いろいろな人に出会えた。元気里山というNPO法人の主催する「北遠地方を元気にするつどい」に参加した。参加者は40名ほど。ふだん出会わない人との出会いは、刺激的だ。どんな人たちが、──画家、紙漉き職人、市会議員、フランス語教師、そばうち名人…

この山里の自治会の会費って

この山里の自治会の会費、先々月は4000円、先月は3500円。自治会費2000円に、やれPTA会費だの、役員の交際費だの、公民館の補修の積立だのと、いろいろと加算される。▲さらに忘年会の積立が毎月500円。お祭になれば、寄付の依頼があちこちからやってきて、1…