過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラム缶風呂を沸かしているところ

真っ暗でわからないと思うけど、ドラム缶風呂を沸かしているところ。てっぺんには大きな月が。竹の葉が揺れると月にかかって、いい風情。水墨画の世界。深夜、氷点下の庭で沸かしていた。が、けっして寒くない。この寒さがまた、とてもいいんだ。なにしろ薪…

田舎暮らしの相談会の講師を頼まれた

東京で行われる県主催の田舎暮らしの相談会の講師を頼まれた。静岡県と山梨県が共催で、東京で田舎暮らし相談会が行われる。来月の16と17日。新宿文化センターにて。http://iju.pref.shizuoka.jp/news/202.htmlぼくの体験がお役に立てるなら、とお受けするこ…

杉の板を軽トラ一杯もらってきた

きょうは、杉の板を軽トラ一杯もらってきた。これで千円。杉の製材した過程で出てきた板だ。この杉は、樹齢200年余という。不揃いだけど200枚くらいはありそう。タダ同然なので、気楽に日曜大工できる。物置か薪小屋か納屋の棚か、まあ試行錯誤で何でもつく…

北遠山里めぐり」のチラシがやっと完成

3月に行う「北遠山里めぐり」のチラシがやっと完成して、本日、印刷手配した。2万枚近くを手配。A2サイズの裏表でフルカラーのチラシ。▲この企画は、北遠(遠州の北部地方)山里の家を自由に訪問していただくというオープンハウス。各エリアごとに土日の開催…

田んぼでお米を作りたいと

田んぼでお米を作りたいという友人が、ぼくのまわりに1人、2人と。いま5人くらいかな。まあ、その本気度には温度差があるけど。ぼくも、できるのなら、やってみたい。さいわい近くには休耕田がたくさんある。「いいよ、貸してあげるよ」といってくださる人…

冬はつとめて

雪が積もって、枕草子の一節が思い浮かぶ。まさに、ぼくの暮らしとぴったしの感覚。「冬はつとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず、霜のいとしろきも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし、昼になりて、ぬる…

天理教の教会長のご夫婦が

今朝からいろいろなお客さんが。国会議員、さらには天理教の教会長のご夫婦が挨拶にこられた。こないだ地元の教会を訪ねてみたことで、縁ができた。教会長さんは、初対面だが、落ち着いて穏やかなお人柄で、とってもいい空間になった。天理教の法被を着てお…

議員のお宅めぐり

今朝は、こないだの選挙で当選した日本維新の会の議員と秘書と後援者の方たちがお礼に来られた。火鉢を囲んでいろいろとお話を。政策もたいせつだけど、やはり人柄。出会って、その人となりを知るのがいい。ところで、浜松市も市議、県議、国会議員と合計し…

いちめんは雪景色

庭に出るといちめんは雪景色。まったく日差しが清々しい。この春の日の光がいちばん好き。昨夜は、深夜だったけど氷点下で雪の積もるなか、ドラム缶風呂を沸かした。まことに心地よいかぎり。天空には煌々と満月。寒風がひゅーーっと吹いて、竹がざわわーっ…

朝の風景 

朝の風景。朝起きたら風呂場に直行。まず、頭から冷水を浴びて乾布摩擦。ロケットストーブでお湯を沸かして、さらには湯たんぽ。そして、炭を熾して火鉢で暖まる。奥に見えるのは、ステン製のドラム缶風呂が三本。一本は水風呂専用。一本は客人用。右で湯気…

近所のおばあちゃんたちとの旅

近所のおばあちゃんたちが「お願いがある」といって三人来られた。みなさん80歳くらいだ。「え? なんでしょうか「池谷さんの車で何処かに連れていってもらえんかねぇ。若い衆はどこにも連れていってくれないので、どこか珍しいところに行きたい」と。みなさ…

春野で田舎暮らしをしたい人のための活動

春野に暮らしたいという方が訪ねてきて、空き家探しのお手伝をした。先週は、67歳の夫婦。今週は、33歳の方で、来月、子どもが生まれるという。「農業をやりたい、自然農法で、ハーブなどの苗を売りたい」という。でも、地元の人は、「農業で暮らしていける…

第4回 ほくえん歴史民俗研究会のご案内

これからが寒さの本番ですが、みなさんお元気でしょうか。 日毎に日足が伸びて、春の息吹がすこしずつ感じられてきます。この厳寒のときから春が訪れる気配が感じられる今の季節が、わたしは大好きです。さて、今月のほくえん歴史民俗研究会のご案内をいたし…

薪からセシウムが

春野町でアクセサリーつくっている一家を訪問した。お子さんは9か月の赤ちゃん。古民家を改修した借家で、薪ストーブと囲炉裏があった。囲炉裏があるのは、すばらしい。でも、もう囲炉裏は使わないという。理由は放射能。赤ちゃんがいるので、灰を検査しても…

まあ、なにもしなくても、どこに行かなくても

大晦日はドラム缶風呂を沸かして月を眺めていた。風がびゅーびゅー、薪がぱちぱち、月が煌々、星もキラキラ。2時間ものんびりと外で過ごす。炎とともにある満足。▲新年は、朝寝坊。祝詞とお経をあげて、しばし瞑想。庭のロケットストーブで煮炊きを始める。…